アダン族 呪術人形 片眼、片手、片足の精霊像 S4909
¥9,700
SOLD OUT
アダン族の古い木像です。
アダン族は西アフリカのガーナ共和国に暮らす部族で、ガン族やエウェ族とも呼ばれています。
このタイプの木像は、日常的な祈りの対象として、祭壇や祠に大切に飾られています。
呪術的な目的で作られた人形ですが、おどろおどろしさはなく、むしろその姿形や表情には愛嬌があって可愛らしい。
道ばたのお地蔵さまのような親しみやすさを感じます。
蛇の化身・精霊を表現しているのでしょうか。
片手片足のアシンメトリーな姿。
眼も片側しか彫られていません。
その不完全さが絶妙なデザインバランスを生みだしています。
人の手から手へと大切に扱われたようで、角がとれ、つるんとした肌触りになっています。
独特な姿形、現地の人々に使い込まれて味が出た木の風合いから、土着信仰の神聖さを感じます。
一本の木片から削り出された簡素なデザイン。
まるで円空仏のような素朴さと味わい深さ。
同じ物がこの世に二つとない大変貴重な品物です。
欧米でもコレクターズアイテムとして人気なのもうなずける、プリミティブアートの傑作です。
時代:20世紀中頃
部族:アダン族 (ガン族やエウェ族とも呼ばれる)
国:ガーナ共和国 Ghana
本体サイズ:およそ18cm
状態:アンティーク・ビンテージ
経年や現地での使用による独特の風合い(カケやスレ、シミやキズなど)がございます。画像をよく見て、状態をよくご確認いただいたうえでご購入ください。
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