木彫りのビンテージ裸婦像です。

あまりにも大きな乳房が特徴的なインパクトあるデザイン。
女神を具現化したものでしょうか。
多産や豊穣を願う女性への信仰を感じます。
作られた年代などはわかっていませんが、20世紀のものか。
古い時代に作られたビンテージ品ではありますが、現代アートのような面白さがあります。

日本の縄文土偶や、オーストリアのヴィレンドルフのヴィーナス土偶を彷彿とさせるプリミティブな姿をしています。

(参考:オーストリアのヴィレンドルフで発掘されたヴィーナス像。旧石器時代の遺物)

願いを込めるように天を真っ直ぐ見上げているその顔は、かすかな微笑みを浮かべています。

美しい曲線で丁寧に彫られた大きな乳房。
インパクトがありながらも、いやらしさのないデザイン。

頭部に欠損、お尻の部分にひび割れがあります。
古いものなので、所々に小傷もあります。

一体型の台座付き。全体が一本の木から掘り出されています。
このような素敵なデザインの品物にはなかなかお目にかかれません。
時代:20世紀
本体サイズ:およそ20cm
状態:アンティーク・ビンテージ USED
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